J2アジア研修旅行8日目・帰国
11月2日(日) アジア研修旅行8日目、帰国の様子です。
楽しかった研修旅行も間もなく終了ですが、家に帰るまで気が抜けません。機内でのマナーや、空港内での移動、健康管理に気を遣いながら行動ができ、この研修旅行で成長しました。
香港を経由して日本に帰国しました。
チャンギ国際空港では、香港行きの便の搭乗手続きが遅れたため、待ち時間ができました。しおりを書いたり、読書をしたりして、行儀よく静かに過ごしました。
機内でも静かに過ごし、中にはぐっすり寝ている生徒もいました。香港で乗り継ぎ、無事日本に到着しました。
須磨学園 創立92周年記念コンサート
11月6日(木) 神戸国際会館こくさいホールにて、須磨学園 創立92周年記念式典が開かれました。
今年のテーマは「ロマン派~稀代のメロディーメーカー~」です。
18世紀の古典派までの音楽家は宮廷や有力貴族に仕え、作品は公式行事における機会音楽として作曲されていました。
ところが古典派の後期に登場したベートーヴェンは、パトロンとの主従関係を拒否し、大衆に向けた作品を発表するという今日の音楽家の先駆けとなりました。
後のロマン派作曲家たちは、ベートーヴェンが公言した「音楽=芸術」という考えに少なからず影響を受け、一作一作に芸術作品として意味を込め創作しました。
本日のプログラムでは、一度は耳にしたことのある有名な旋律が、美しいオーケストラサウンドで表現されます。
稀代のメロディーメーカーたちの極上の旋律美を楽しんでいただけたらと思います。
指揮:牧村 邦彦さん 演奏:大阪交響楽団
ソプラノ:平野 雅世さん バリトン:小玉 晃さん
【プログラム】 | ||
黙祷 | ||
理事長挨拶 | ||
国歌「君が代」 | ||
学園長挨拶 | ||
バレエ組曲くるみ割り人形より 「花のワルツ」「行進曲」「トレパーク」 |
(作曲:ピョートル・チャイコフスキー) | |
歌曲集「湖上の美人」より 「エレンの歌第3番」 "アヴェ・マリア" |
(作曲:フランツ・シューベルト ソプラノ:平野 雅世) |
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歌曲集「冬の旅」より"菩提樹" | (作曲:フランツ・シューベルト テノール:小玉 晃) |
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スラブ舞曲集より第1集第1番 | (作曲:アントニン・ドヴォルザーク) | |
~休憩~ | ||
大学祝典序曲 | (作曲:ヨハネス・ブラームス) | |
交響曲第1番「春」より第1楽章 | (作曲:ロベルト・シューマン) | |
「ツァラトゥストラはかく語りき」 | (作曲:リヒャルト・シュトラウス) | |
須磨学園校歌 | (作詞:阿久 悠、作曲:都倉 俊一 ソプラノ:平野 雅世 テノール:小玉 晃) |
今年も神戸国際会館こくさいホールでオーケストラを鑑賞しました。
バレエ組曲くるみ割り人形より「花のワルツ」「行進曲」「トレパーク」。クリスマスシーズンによく演奏される曲です。
歌曲集「湖上の美人」より「エレンの歌第3番」"アヴェ・マリア"。綺麗なソプラノの歌声が響き渡りました。
歌曲集「冬の旅」より"菩提樹"。失恋した若者が街を捨てて流浪の旅を続けていく姿が、テノールの歌声とオーケストラによって表現されていました。
スラブ舞曲集より第1集第1番。元はピアノ連弾のために書かれていましたが、作曲者自身によって全曲が管弦楽編曲されました。
大学祝典序曲。大学から授与された名誉博士号に返礼するために作曲された曲で、4つの学生歌が引用されています。
交響曲第1番「春」より第1楽章。シューマン自身が完成時点で「春の交響曲」と呼んだことで、今日でも「春」と呼ばれています。
「ツァラトゥストラはかく語りき」。ニーチェの同名の著作にヒントを受けて作られた交響詩で、映画やスポーツなどでも多く使用される大変有名なフレーズも含まれています。
須磨学園校歌。本校の管弦楽部の生徒も一緒に演奏しました。平野雅世さんと小玉晃さんに歌っていただきました。
アンコールでは、オーケストラの伴奏でソロの方と一緒に校歌を歌いました。皆でしっかりと歌っていました。