大きなスーツケースを持って集合しました。少し眠そうですが、表情からは研修旅行が楽しみだという気持ちが伝わってきます。

出発式を行いました。理事長先生から、アジア出発に向けて、「時間を守ること」「他人に迷惑をかけないこと」の2つのアドバイスと激励のお言葉をいただきました。

いよいよ出発です。手荷物検査後、搭乗口では搭乗券とパスポートのチェックを全員でしました。

飛行機に乗るのが初めての生徒もいましたが、機内では比較的リラックスして過ごしていました。

はじめに台湾大学を見学しました。班毎に学生の方が学内を案内して下さいました。日本語が流暢に喋れる学生の方もいました。

レストランで夕食をとりました。しっかり食べて明日以降の力にしましょう。

明日は交流会があります。それに向けて最後の練習をしました。練習後は、早めに部屋に戻り就寝しました。

朝食はビュッフェスタイルです。好きなものだけでなく、バランスよく食べることに心掛けます。

台北の校外にある蘭雅（ランヤ）国民学校に到着しました。生徒や教職員が大勢出迎えて、熱烈に歓迎してくださいました。

本校の生徒と蘭雅中学校の生徒とペアになって座り、広場で交流会が始まりました。両校が互いに挨拶し、記念品を交換しました。

蘭雅中学校の生徒さん達の発表は、中国拳法や中国コマの披露、器楽演奏でした。拳法のかっこよく決まる型や、中国コマの難しい技はとても素晴らしかったです。

本校からのプレゼンテーションでは浴衣とチャイナドレス姿で行いました。よく似合っていますね。

ダンス部が華やかなダンスを披露し、空手の型の披露やバスケやバドミントン部の部員によるダンスなどを発表しました。

ソーラン節を披露しました。舞台いっぱいに広がり、心を一つに踊りました。会場から「ソーラン、ソーラン」と掛け声が上がり盛り上がりました。

パートナーの生徒に案内され、グループに分かれて様々なテーマで交流しました。紅包という祝儀袋を生徒さんに教わりながら作りました。うまくできました。

粽作りに挑戦しました。もち米を笹の葉で巻くのは難しそうでしたが器用に作っていました。美味しくできました。

中国語でも出てくる漢字の旧字体を書く練習をしました。アドバイスを受けて一生懸命に書きました。

国術と呼ばれる中国拳法を習いました。護身術や力比べをして楽しみました。他に理科の実験や、お互いの国の文化の違いを話し合う交流を行いました。

すっかり打ち解けて充実した交流会の後は、飛行機で香港に移動しました。夕食は北京ダックでした。「こうやって食べるんだ。おいしい～。」と大満足です！

日本の企業のネオンも見えるきれいな夜景をバックに記念撮影をしました。

早朝まだ暗い中、香港空港に移動し、ホーチミンに行く飛行機に乗りました。手荷物検査から搭乗までの手順に慣れてきました。機内で朝食を食べました。

ホーチミンに到着しました。気温は34度と暑いです！昼食にベトナム料理を食べました。珍しい料理はどれも美味しく、たくさんいただきました。

ベトナム戦争の証跡、クチトンネルを見学しました。クチトンネルの歴史を当時の映像を見ながら説明を聞きました。

トンネルの入り口は外から分からないように枯葉等で隠されていました。至るところに落とし穴の罠やトンネルの入り口がありました。

ベトナム兵士の衣装や、武器の制作現場なども見学し、最後にトンネルの中に入りました。中は迷路の様になっていました。

夕食は、台湾や香港とは違う味の中華料理でした。今日はホーチミン市内を走るバイクの数の多さに驚き、ベトナム料理を楽しみ、クチトンネルを見学し、充実した一日でした。

夕食後は明日の学校交流会の準備をしっかりしました。訪れる中学校の校歌の練習などをしました。

交流校に到着しました。打楽器を中心とした音楽隊を始めとするたくさんの生徒さんが出迎えてくださいました。入口ではバッジをいただきました。

いよいよ交流会が始まりました。国歌斉唱の後、両校の代表の挨拶、プレゼント交換を行いました。両校の友好を記念した置物もいただきました。

始めに交流校のステージがあり、プレゼンの後、ピアノとバイオリンの合奏、独唱、民族衣装での舞が披露されました。

続いて須磨学園のステージです。始めは日本に関するクイズも交えたプレゼンです。続いて、ダンス部、空手部の演技を披露しました。

男子バスケ部、女子バドミントン部もダンスを披露しました。ベトナムの生徒からも歓声があがり、大変盛り上がりました。

続いて合唱です。とても美しいハーモニーが講堂に響きました。最後にソーラン節を披露しました。

中庭で、綱引き、ダーカウ（蹴鞠）、バンブーダンス、大縄跳びなどのゲームをしました。生徒達はすっかり仲良くなって、写真を撮ったりおしゃべりしたりしていました。

教室で個別交流を行いました。日本から用意してきたアイテムを使って、英語や身振りで話しました。折り紙やけん玉を教えたり、クイズを出してもらったりしている生徒もいました。

始めは多少緊張していた生徒もいましたが、時間がたつにつれてリラックスして楽しく話せていました。連絡先の交換をしている生徒もいました。

最後に生徒代表がお礼の言葉を述べました。学校を出るときも、バスが見えなくなるまで交流校の皆さんは手を振って送ってくださいました。

午後は戦争証跡博物館を見学しました。敷地内にはベトナム戦争で使用された兵器や当時の報道写真が数多く展示されています。

展示を見ている生徒からは「え・・・二人がつながっているの？」「つらい・・・」といった声が聞こえてきました。戦争とはどういうものなのか、日本では感じられない事を感じていってほしいです。

ホーチミン市街の見学を行いました。フランスの植民地時代の歴史が残る中央郵便局などを周りました。

起床は朝5時でした。きちんと寝る前に準備していたので、スムーズにチェックアウトすることができました。

独立記念碑を見学しました。入口にはマレーシアのエンブレムがあります。ガイドさんからの説明を興味深そうに聞いていました。

ゲリラ戦を闘い抜いて亡くなった兵士を悼んで作られています。7人の兵士をモチーフにして作られた銅像もあります。

続いてKLタワーを見学しました。展望台からの眺めを写真に撮ったり、双眼鏡で見たりして、クアラルンプールの街を見下ろしていました。

錫の加工工場を見学しました。まず加工の様子を見学しました。磨く際に削れる部分はリサイクルをするそうです。パーティーで使う飾りのような手触りがありました。

実際に錫で小さなボウルを作りました。カナヅチで自分のイニシャルを掘って、ひたすら叩いて形を整えました。疲れましたが達成感を感じることができました。

夕食はスチームボートという鍋料理で、鶏がらスープに様々な具をいれて食べました。移動も多かったですが、元気いっぱいで残さず食べていました。

ブルーモスクの前で記念撮影しました。早朝に聞こえたアザーンの声が日常となっている人々の暮らしと日本との生活の違いを感じました。

バスでマラッカに到着し、昼食は「ニョニャ料理」を食べました。食べ方があり、大皿にチャーハンをのせ、そこにおかずをのせて一緒に食べます。

マラッカの市街地は、オランダやポルトガルの影響が色濃く残る異国情緒ある街並みで、世界遺産に登録されています。

オランダ広場にある、マレーシア最古の教会であるマラッカキリスト教教会の建物を観ました。

マラッカ博物館を見学しました。建物は旧総督邸で、マラッカの歴史がたくさん展示されていました。ガイドさんの説明を熱心に聞きながら見学しました。

植民地時代に造られた物や、昔のお金、当時の民族衣装、歴代の王様の絵など様々な展示がありました。

セントポール教会を訪れました。小高い丘の上にある教会で、ここからマラッカ海峡が見えました。日本にキリスト教を布教したフランシスコ・ザビエル像がありました。

サンチャゴ砦に行きました。戦いに備えるための「ファモサ」と呼ばれる要塞で、現在は石造りの門と大砲のみが残っています。見学後、ジョホールバルへ移動しました。

マーライオン公園では班ごとに自由行動しました。思い思いに面白い写真を撮っていました。

お土産を買いました。あげる人のために個数など考え色々迷っていました。喜んでもらえるといいですね。

ラオパサフードコートで昼食をとりました。開放的な広いフードコートで、いろいろな店がありました。それぞれ好きなメニューを英語で注文しました。

シティギャラリーを見学しました。シンガポールがマレーシアから独立して今年で50周年を記念して建てられた博物館です。

シンガポールの発展の歴史を、タッチパネルや模型を使ってわかりやすく展示しています。生徒は興味深く学びました。

次に向かったマリーナバラッジは、貯水池の一つです。シンガポールの水は輸入の他に、海水を淡水にしたりときれいな水を作るため様々な技術開発がなされています。

実際に雨水をきれいな水にする様子を見学しました。天井から雨が降ってきました。

2010年にできた高層ホテルのマリーナベイサンズの屋上展望台へ行き、街の眺めを楽しみました。マーライオンがとても小さく見えました。