K1学年部長 挨拶


 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。 皆さんの入学を祝福するかのごとく、桜は満開となり、太陽が顔を覗かせました。 この良き日に皆さんと出会えたこと、この上ない喜びだと感じています。
 保護者の皆様、ご子息・ご息女のご入学、誠におめでとうございます。 学年団一同、心よりお慶び申し上げます。 また、今後の学年運営につきまして、皆様から多大なるご理解・ご支援を賜りますことを、この場をお借り致しまして、切にお願い申し上げます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。

 さて、新入生の皆さん。義務教育を終え、これから新たに高校生活をスタートさせる皆さんに贈りたい言葉があります。 それは、「清く・正しく・たくましく」という精神です。 この言葉は、この学園の建学の精神であり、私が個人的に非常に好きな言葉です。 皆さんには、清く・正しく・たくましい人に成長し、立派に社会に巣立ってほしいという願いを持っています。

 「清い」人間であるために、他者への思いやりや感謝の心を大切にしてほしいと思います。 当り前のことですが、人は一人だけでは絶対に生きてはいけません。 この世の誰もが、誰かを支え誰かに支えられて生きています。 そのことを決して当たり前だと思うことなく、周囲の人たちへの感謝を忘れない、そんな人に成長してほしいと思います。
 「正しい」人間であるために、常に考えることから逃げないで下さい。 自らのあるべき姿や取るべき行動、言動について常に考え、考えることから逃げないそんな生き方をしてほしいと思います。
 「たくましい」人間であるために、常に勝負に挑む際には、絶対に「勝つ」ことをあきらめない人であってほしいと思います。 これから皆さんは幾多の勝負に挑むことになります。 その勝負に「負けてもいい…」、「胸を借りるつもりで…」などの消極的な姿勢で臨んではいけません。 たった1度しかない人生における大切な勝負です。 絶対に勝つんだという意識をもって、そのためにどうすればいいのかということに正面から向き合う、芯の強い人になってほしいと願っています。

 我々学年団は、将来君たちが、「清く・正しく・たくましい」人として、なりたい自分になり、社会、そして世界に大きな貢献を果たしてくれる日を楽しみにしています。 その土台となるこの高校生活において、全力で君たちを篤く支えていくことを、ここに誓います。3年間どうぞよろしくお願いします。


2015年4月4日 K1学年部長 堀井 雅幸