保護者代表 挨拶


 新入生の保護者を代表いたしましてご挨拶申し上げます。

 本日はこのような盛大な入学式を挙行していただき、理事長先生、学園長先生をはじめ、関係者の皆様方に、心より感謝申し上げます。

 数年前、子どもの中学受験を検討しておりましたときに、関西の私立中学の合同説明会に参加いたしました。その際に親子ともどもひときわ引き付けられたのが須磨学園でございました。生徒一人ひとりの顔を思い浮かべながら、生き生きとお話してくださる先生のご説明に引き込まれていきました。こんなにしっかりと生徒と向き合って教育してくださる先生方に子どもをお預けできたらと、親子での目標になりました。そして本日、この晴れの日を迎えられましたことを親子ともどもたいへん嬉しく存じております。

 もちろん、今日の入学がゴールではございません。「なりたい自分になる」ためのスタートです。これからの道は平坦ではございません。日本は今、おもいもよらぬ大災害に見舞われ、改めて、統率力、行動力、幅広い知識のある人材が求められています。無限の可能性を持つ、この第8期120名の新1年生が、どれだけ自分の持つ才能を発揮し、社会に貢献できる人間に成長できるのか。私たちも、できる限りサポートしていきたいと思います。

 新入生の皆さん、おめでとうございます。これから生涯の親友と、心から尊敬できる先生を見つけてください。それから勉強はもちろん、部活や研修旅行に、精一杯の6年間を過ごしてくださいね。そして、一人ひとりのなりたい自分を見つけてください。

 教職員の皆様、6年間ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

 以上、簡単ではございますが、ご挨拶とさせていただきます。



2011年4月2日 保護者代表 小澤 裕子