保護者代表 挨拶


 新入生の保護者を代表いたしまして、僭越ではございますが、一言ご挨拶を申し上げます。
 本日は、このような盛大な入学式を挙行していただきまして、誠にありがとうございます。理事長先生、学園長先生から、温かいお祝いの言葉と激励を頂戴いたしまして、子供たちはもとより保護者一同、たいへん感激しております。
 子供たちは、9年間の義務教育を終え、本日、ここに入学を許可された248名は須磨学園高等学校の一員となり、夢と希望に満ちた高校生活をスタートいたしました。スクールモットーであります「“to be myself,…”なりたい自分」への挑戦が、今まさに始まったわけであります。
 高等学校の3年間は、将来の進路を決める上でも、また子供たちの人格の形成においても、大変重要な時期であります。理事長先生、学園長先生をはじめ、諸先生方、また関係者の皆様方の素晴らしい教育方針のもと、高い理念と情熱あふれるご指導をいただける、この須磨学園で、人生の「いしずえ」を築くための貴重な3年間を過ごすことができます。
 多感な青春期、子供たちは時には、思い悩み、壁にぶつかることもあろうかと思います。そんな時には、どうか子供たちの力になっていただき、自己実現への道筋を切り開いてやっていただきたいと思います。
 私ども保護者といたしましては、学園の方針をよく理解し、出来得る限りの協力をさせていただく中で、子供たちの健やかな成長を見守ってまいります。
 3年間どうぞよろしくお願い申し上げます。
 以上簡単ではございますが、保護者の挨拶とさせていただきます。

2011年4月2日 保護者代表 笠垣和幸