K3学年部長 挨拶


 K3学年を代表いたしまして、ご挨拶を申し上げます。

 保護者の皆様、本日はご子息・ご子女のご卒業おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。また、この3年間、須磨学園の教育方針、学年運営に多大なるご理解とご支援を賜りましたことに、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 卒業生の皆さん、卒業おめでとう。今、高校生活を無事に終えさわやかで晴れ晴れとした皆さんの表情を見てとても嬉しく思います。皆さんは素直で頑張り屋で、この前に並んでいる学年の先生方の熱く厳しい情熱に満ちた指導をしっかりと受け入れ、本当に成長してくれました。

 本日をもって巣立っていく皆さんに私が最後に伝えたいことは、「どうか幸福(しあわせ)になってください。」ということです。これから生きていく厳しい社会の中では大きな多くの試練が待っています。そのような中で幸福な人生を歩むためには、辛い苦しいときほど自分は「幸福者なんだ」と思ってください。そうすればきっと幸せな時間が巡ってきます。人生は良いときと悪いときの繰り返しです。

 皆さんの周りには家族・友人・恩師など多くの人の支えがあります。その支えてくれる人に感謝の気持ちを持ち、自分は「幸福者なんだ」と思うことができれば、きっと皆さんは素晴らしい人生を送れると思います。

 私は今別れの時が来たことを寂しく思います。しかし人生の中で皆さんとの出会いと別れに巡り会えた自分は本当に幸福者だと感じています。本当にありがとう。

 では、体に気をつけてこれからも素晴らしい人生を歩んでください。皆さんが様々な場面で活躍する姿を期待しています。さようなら。また会いましょう。

2011年3月5日 学年部長 荻野 太