須磨学園 創立85周年記念コンサート
11月6日、神戸国際会館 こくさいホールにて、須磨学園 創立85周年記念コンサートが開かれました
午後1時30分開場、午後2時開演。開場と同時に多くのご来賓の方々、保護者の方々、そして全須磨学園生、教職員で会場のこくさいホールは3階席までいっぱいになりました。
毎年11月にフルオーケストラを聴く芸術鑑賞会が行われますが、今年は創立85周年記念コンサートとして、内容も式典にふさわしいものとなりました。
多くの方々に支えられ見守られ、八十五周年をこうして迎えられることに感謝し、厳粛な中に深い感動をおぼえるコンサートでした。
【プログラム】
祝典序曲
開会の辞
君が代
黙祷
須磨女子高等学校校歌
理事長挨拶
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕前奏曲
学園長挨拶
越天楽
祝詞・祝電
交響詩「フィンランディア」
~休憩~
歌劇「カルメン」より“ハバネラ”
「宇宙戦艦ヤマト」主題歌
須磨学園校歌
閉会の辞
(作曲:ドミトリィ・トミトリエヴィチ・ショスタコーヴィチ)
(作詞:西田正 作曲:徳増春三)
(作曲:ヴィルヘルム・リヒャルト・ワークナー)
(編曲:近衛秀麿)
(作曲:ジャン・シベリウス)
(作曲:ジョルジュ・ビゼー)
(作詞:阿久悠 作曲:宮川泰)
(作詞:阿久悠 作曲:都倉俊一)
舞台中央には、校祖西田のぶ先生の銅像が飾られました。
保護者の方々もたくさんご参加いただきました。続々と入場されます。
午後2時開演。祝典序曲でコンサートが始まりました。
吹奏楽部も演奏。2000人の大観客の前で緊張しながらも立派に演奏しました。
君が代。全員起立。3階席の奥まで背筋を伸ばした須磨学園生でいっぱい。
須磨女子高等学校校歌。初めて聞いた人も美しい曲に聞き入っていました。
第一部の演奏。熱のこもった素晴らしいの演奏でした。指揮者 牧村邦彦さん。
多くの方々から祝詞・祝電を頂戴しました。
演奏 大阪シンフォニカー交響楽団
二部は軽やかな歌曲「カルメン」で幕をあけました。メゾ・ソプラノ 橘 知加子さん。
阿久悠さん作詞の「宇宙戦艦ヤマト」演奏。
バリトン 田中 由也さん。
須磨学園校歌。フルオーケストラとプロによる須磨学園校歌に感動しました。
素晴らしい演奏をしてくださった皆さんに。
花束の贈呈が行われました。
全員で校歌大合唱。フルオーケストラをバックに2000人の歌声がホールに響きました。
大きな拍手をもって、創立85周年記念コンサートは終了。あっという間の1時間半でした。
S2 ヨーロッパ 世界一周研修旅行 1日目
11月8日(木)S2がヨーロッパへの世界一周研修旅行へ出発しました。11月16日まで7泊9日の行程です。今日、12時間飛行機の旅を終え、無事アムステルダムに到着しました。
S2生は既に2年前、J2でアジア6カ国を回っています。今回ヨーロッパへ、来年の3月には最終章としてアメリカを訪ねます。
改めて学園長先生の書かれた言葉を紹介し、その目的を確認したいと思います。
「世界一周旅行に望むもの」西和彦(須磨文庫より抜粋)
“一つ目は、「情報」を「知識」に、ということである。料理を作って食べてみることと同じで、地理の情報はいくら知っているよりも、その場所に行って体験して感じてみるという事が素晴らしい。(略)
二つ目は、それぞれの国でそれぞれが違っているところを認めて、尊敬することが大切であるということ。(略)
三つ目は、西洋と東洋の根本的な違いに気が付いて、生徒が自分のそれぞれのアイデンティティに気が付いてほしいということである。(略)”
“英語が出来る、旅行が出来る、外国人の知り合いが沢山いるということが国際人の必要充分条件ではない。そういうことの上に、国籍ではなく、人間としてのアイデンティティをどう持ち、他者のアイデンティティをどう尊重するのかということが大切なことではないだろうか。世界旅行をきっかけとして、真の国際性に少年・少女時代に目覚めることが、アジアの東の端にいる我々の将来につながることになると信じている。(略)”
この研修旅行が生徒一人ひとりにとって、充実した貴重な研修の旅になることを、心より期待しています。
朝7時、伊丹空港集合。理事長先生も見送りにかけつけて下さいました。
伊丹から成田へ。荷物も預け、成田国際空港から、いよいよ出国です!
しおりの記入欄に、早速今日の記録を書く生徒達。しっかりと学んできましょう。
JAL411。13:25、アムステルダムに向かって離陸します。長い長い飛行機の旅です。
機内での落ち着いた生徒の様子。「マナーがいいですね」と何度も誉められたそうです。
12時間は長い。2回の機内食を食べ、各自音楽を聴いたり本を読んだりしていました。
現地時間の17:35(日本時間1:35)、無事スキポール空港へ到着。伊丹での集合から既に18時間経っています。
到着後、すぐにホテルに入り食事。機内食でお腹がいっぱい?と思ったのにしっかり食べていました。
S2 ヨーロッパ 世界一周研修旅行 2日目
朝、アムステルダムの快適なホテルで起床。天気は強い風、ときおりひょうがぱらつくほどの寒さでしたが、生徒達は元気そのものです。たくさんの笑顔の写真が届いています。
午前中、古きオランダの風景・文化が残されたザーンセスカンスを見学。昼食後はアムステルダム市内をまわりました。夕方、国際高速列車タリスでフランス、パリ駅へ。
今から3年前のJ1の時、長崎のハウステンボスを訪れていますが、本当のアムステルダムはどうだったでしょうか。
風車を背景に記念撮影。笑顔ですが、実はすごい風。風車もほとんどがお休みでした。
木靴工場やショップ、チーズ工場も見学しました。17世紀古いオランダの文化を体感。
午後いよいよアムステルダム市内観光へ。
運河沿いの道。間口の狭いレンガ造りの建物と運河の美しい風景ですね。
晴れ間が射したかと思うと、急に強い雨。強い風と雨に思わず「走れ!」
アンネの像の前で、地元の小学4年生と一緒になりました。「一緒に写真撮ろう!」
「向こうにみえるのがマヘレ橋(跳ね橋)だよね。」
ゴッホ・ミュージアムを見学。有名な「ひまわり」はしっかり見れましたか?
名残はおしいけど、アムステルダム中央駅についてしまいました。あっという間でした。
タリスの車内で。まだまだ元気ですね。快適な列車で、およそ4時間でパリへ。
現地時間の夜9時、パリ北駅へ到着。さすがに「眠い~」。ゆっくりお休みなさい。
S2 ヨーロッパ 世界一周研修旅行 3日目
3日の日程はパリ見学。午前中、凱旋門~コンコルド広場~エッフェル塔へ。午前中のメインはベルサイユ宮殿です。昼食後にアンバリット、ノートルダム寺院を見学しました。
昨日のパリの最高気温は13度 最低気温4度。予測以上の寒さにウィンドウブレーカーを手配したそうです。体調に気をつけて、元気にフランスを満喫してください。
バイキングの朝食のあと、7:45分に全員集合し、まずは凱旋門に向かいました。
カメラを構えたらみんなで変なポーズ?凱旋門にある彫刻のポーズだそうです。
エッフェル塔。秋のパリを走る!
ベルサイユ宮殿。その美しさ、豪華さに圧倒されているようです。
先生も生徒も思わず「う~ん」と凝視。見上げる先には何があるのでしょうか。
『ずーと見回しても 宮殿以外の建物みえないよぉ』すごい広さです。
宮殿近くのレストランに昼食を食べに行きました。大変おいしそうでした。
ナポレオンのお墓のあるアンパリッドを見学しました。
その後、ノートルダム寺院を見学。すばらしいステンドグラスも見ました。
夜のシャンゼリゼ通りを車窓からみて、夕食会場にむかいます。
メニューは牛肉のワイン煮込み、サラダ、そしてデザートはクレームキャラメル!