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2006年度1学期始業式講話
2006年4月7日(金)
須磨学園 学園長 西 和彦
皆さんは、今日、新しい学年を迎えました。
高校3年生はあと1年、
高校2年生はあと2年、
S1はあと4年、
J2はあと5年です。
それらの日々はどのような月日になるでしょうか。
これから先の高校生活、中学生活の日々には、
思うように勉強がはかどらない時期もあるでしょう。
また、人間関係で悩んだりする時期もあるかもしれません。
なにごとも順調にいって楽しくて仕方が無い時もあるでしょう。
この一年間を天気にたとえてみると、
晴れの日、
どしゃぶりの日、
喧嘩のような嵐の日、
また、どんよりとした曇り空のような日、いろんな日がきっとあるでしょう。
本当は、いつも晴れてさわやかな日を皆さんは望んでいるはずです。
でも、いつも晴れている必要はないと思います。
雨の日があるから、晴れの日がうれしい。
晴れの日ばかりであったら、晴れていることの嬉しさ、ありがたさを忘れてしまいます。
雨の日に肝心なことは二つあります。
一つ目は、雨のような日でも決してあきらめないということです。
二つ目は、雨が降っても、雨は永遠にふり続くことはぜったいにありません。
必ず晴れる日が来るという希望を持つことです。
この二つだけを心に留めておけば、
高校生活、中学生活だけでなく、
これからの人生において、
どのような場面に遭遇しても、間違いなく役に立つこととなるでしょう。
今年の、2006年のみなさんの健闘を祈ります。
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