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[ 第10週:5/29~6/4 ]
 5月29日(日)
 5月30日(月)
 5月31日(火)
 6月1日(水)
 6月2日(木) 長崎平和学習[中1] (1日目)
 6月3日(金) 長崎平和学習[中1] (2日目)
 6月4日(土) 長崎平和学習[中1] (最終目)

6月1日(水) 合唱コンクールにむけて(高校1年)

 来週末の17・18日に、本学園では文化祭が行われます。高校1年生は入学後間もないということもあり、出展ではなくクラス対抗の合唱コンクールで文化祭に参加します。
 朝は授業前、午後は授業終了後のショートホームルームの時間に練習をしています。午前7時半に集合して早朝練習している熱心なクラスもあります。
 取材をさせてもらったこの日、ちょうど衣更えのタイミングと重なりました。1年生は、初めて袖を通す夏服へと替わり、クラスの雰囲気も明るくなったようです。合唱コンクールを通じて、ますますクラスの結束力が固まるといいですね。
 なお、コンクールの本選は16日に実施され、17・18日の文化祭にて入賞クラスの合唱披露が行われます。


パートに別れて練習する生徒達。




6月2~4日(木~土) 中学1年生 長崎平和学習

 6月2日(木)からの2泊3日で、J1生(中学1年生)は、長崎へ平和学習に出掛けてきました。
 出発当初の神戸のお天気は雨。『お天気に恵まれないかな?』と少しブルーな気分での出発となりましたが、長崎に到着した時には、初夏を思わせる強い日射し。とても良いお天気となりました。
 1日目はハウステンボスで過ごし、異国の雰囲気を味わいました。2日目は、今回の研修旅行のメインとなる平和学習です。平和記念公園を見学。語り部の皆さまから、当時の様子を伺い、原爆の傷跡を案内して頂きました。そして、平和の祈念セレモニー。こんな酷いことになる戦争は、絶対に二度と起こしてはいけない、そういう願いを新たに誓いました。3日目は、出島跡、そしてグラバー園を訪問し、帰神の途につきました。
 長崎へは、新神戸~博多間に往復新幹線のぞみ号を利用、博多からは貸し切りバスでした。新幹線車内では、一般のお客様と同じ車両でしたが、とてもマナー良く、静かに過ごしている生徒のみんなが印象的でした。中学生らしい落ち着きも身に付けてくれた様子で、とても頼もしく感じました。
 今回の研修旅行は、いろいろなことを学び、そして経験した有意義なものとなりました。長崎で学んだことについては文化祭で発表することになります。お時間があれば、是非、ご覧にいらしてください。

 
1日目の朝は新神戸駅に集合。雨にもかかわらず集合はスムーズでした。 九州に着くとちょうど雨上がりでした。まぶしい日差しの中、ハウステンボスに向かいます。
 
ハウステンボスの中では班ごとに自由散策です。 夕食はミールクーポンを使ってハウステンボスの中でいただきました。
 
2日目はこの旅行の目的である平和学習です。まず平和祈念公園を訪れました。 永井博士の如己堂を見学。博士の生涯を学び、平和の尊さと生き方について考えさせられました。
 
浦上天主堂の下にある、爆風で吹き飛ばされた塔です。上を見上げ、原子爆弾の威力を目の当たりにします。 無縁死没者の追悼祈念堂です。名前がわかりながらも引き取り手のいない遺骨が弔われていました。その理由に生徒も感慨深げです。
 
語り部の方は様々な絵を見せながら説明して下さいました。 爆心地です。60年前の夏の日、この上空500mでおこったことを忘れないために、祈念セレモニーをとりおこないました。
 
生徒を代表して、生徒会副会長の新開さんが誓いの言葉を述べました。 放課後に皆で折った折り鶴を捧げます。
 
午後からは軍艦島へ向かいました。船では生徒たちが潮風に吹かれながら楽しそうでした。 遠くから眺めると、本当に軍艦のようです。
 
軍艦島が近づくと、その姿に言葉を失う生徒もいました。 2日目の最後に、今日見た事、聞いた事についてのまとめをおこないました。班のなかでそれぞれの考えをつなげていきます。
 
3日目のはじめは出島跡の見学です。ミニ出島を見て、まずは全体のイメージをつかみます。 出島の後はグラバー園を訪れました。これは屋外エスカレーターです。かなり上まで登っていきました。
 
ここはグラバー邸です。雰囲気のいい洋風建築で西欧文化の流入について触れることができました。 あ、ハートの石、発見!!
 
浦天主堂です。素敵な雰囲気でした。 博多に戻り、新幹線で帰路につきます。生徒の手にはおみやげがいっぱい。思い出もたくさんできたようです。